肩こりと生理
肩こりと生理
『肩こりが生理の時にひどくなる』
腰痛もそうですが
よくお伺いする症状の一つ
生理の時に酷くなる
これにはちゃんと理由があります
生理周期でスポーツ選手の怪我のリスクが変わる
そのくらい生理周期で女性の体は変化している
ということ
データによると
女性は生理前から生理中にかけて
関節が緩くなる
ということが分かっています
PMSと生理痛で出る肩こり腰痛
生理の時期に関節が不安定になる
ということなので
元々肩こりや腰痛が症状としてある人の体が
いつも以上に不安定になっている
症状があるところは
そもそも負担がかかっているので
関節が不安定になることで
余計に負担が増えた状態
だから
生理前や生理中は
肩こりや腰痛が酷くなる
ということが多いです
生理周期で変わる痛みの対処法
そもそも不安定だから
生理中に不安定になった時に
痛みが増す
なので
その”そもそも不安定”
というのを解消できれば
痛みは無くなります
根本的に身体を改善するのが一番の近道
だからこそ
症状のあるところを揉む
では根本的に解決しません
だって
体が緩んで症状が出ているのだから
その緩んだ時に対応できる身体を作らなければ
また繰り返すのです
なので
身体の硬さをとって緩める
というのも必要ですが
根本的に解決するには
緩んだ時も反応できる身体の反応を
無意識の動きとして作る
というのが大事なんです
生理前・生理中に今すぐできる対処法
今すぐできる対処法としては
◆水分を取ること
生理の時子宮は浮腫んでいます
ただでさえ子宮に水分を奪われるのに
体全体の水分が足りていなければ
痛いところの循環はさらに悪くなり
余計に痛みを増します
まずは水分をとってください
おすすめはただの水ではなく
ミネラルを含んだ水
市販のものは添加物を多く含んでいるので
出来るだけ無添加のものを
◆深呼吸
やはり呼吸が大事
痛みがある時も呼吸は浅くなるし
子宮が浮腫んでいるから
いつもと内臓の感覚が変わり
横隔膜の動きも制限されたりします
そして呼吸と一緒に使えると良いのが
骨盤底筋
生理中は積極的な腹圧をかけたりは
しないほうが良いので
肩から骨盤底(尿道口、膣口、肛門の3つの穴)
全部が風船だと思ってもらって
息を吸ったら全体が膨らむ
息を吐いたら全体が萎んで内側に引き込まれる
そんなイメージで呼吸できるだけで
身体の安定感が激変します
この時注意したいのが
無理に力を入れないこと
優しく風船を膨らまして
ゆっくりと萎ませてみてくださいね
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